名古屋、10万円給付率が8% システム構築で遅れ

 国民1人当たり10万円を配る特別定額給付金の世帯給付率が、名古屋市では26日時点で8・7%にとどまっている。総務省によると24日時点の全国の世帯給付率は64・7%で、給付がほぼ完了している自治体も。名古屋市ではオンライン申請でトラブルがあった他、二重給付を防ぐためのシステム構築に時間がかかったことが遅れの原因となっている。

 名古屋市によると、5月9日からオンライン申請の受け付けを始めたが、システム上の不備もあり、約4万件の申請の半数で問題が見つかり、再確認を余儀なくされた。

 郵送での申請も、二重給付防止システムの構築に3週間程度かかった。


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