大相撲、接触のある稽古を解禁 出稽古の禁止は継続

 日本相撲協会は25日、各部屋に対し、ぶつかり稽古など接触のある稽古の自粛を解除したと発表した。新型コロナウイルス感染防止対策として、4月上旬に通達。5月上旬以降は各師匠の判断に委ねていた。出稽古の禁止は継続するという。

 7月場所(7月19日初日・両国国技館)に向け、白鵬、鶴竜の両横綱は既にぶつかり稽古を再開。貴景勝、朝乃山の両大関など上位陣は相撲を取る稽古を始めている。相撲協会は親方や力士ら約千人に実施した抗体検査の結果や専門家の意見を踏まえ、出稽古再開の時期を協議していく。


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