2020年6月25日 17:42 | 無料公開
みずほフィナンシャルグループ(FG)は25日、東京都内で定時株主総会を開き、地球温暖化抑制のため石炭火力発電からの融資撤退につながる文言を定款に加えるように求めた環境団体の株主提案を、反対多数で否決した。温暖化対策に関連する株主提案は国内初だったとみられる。
提案した気候ネットワークの平田仁子理事は、3割強の賛成があったと説明し「否決されたが想像以上の支持を得られ、意味があった。趣旨が経営戦略に反映されるよう、引き続き対話などを通じて求める」と話した。
日本のメガバンクは、石炭火力への多額の融資を続け、国内外で批判を集めている。