2020年6月24日 09:01 | 無料公開
米大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナー(左)と大リーグ選手会のクラーク専務理事(いずれも共同)
【ロサンゼルス共同】米大リーグ選手会は23日、新型コロナウイルスの影響で開幕を見合わせている今季の強行開催を決めた大リーグ機構(MLB)に対し、60試合制でレギュラーシーズンを実施することに応じた。複数の米メディアが報じた。
かねて労使が対立してきた試合数が決定。開幕は7月24日前後の見通しという。
選手会はキャンプ再開に向けて同1日までに集合することにも同意した。一方、コロナ禍での健康と安全面の規約を含む運用マニュアルは継続協議となった。
労使はシーズン縮小に伴う年俸削減幅で紛糾。70試合制を要求した選手会が22日に60試合制のMLB案を拒否していた。