大相撲、7月場所へガイドライン コロナ、開催可否含め理事会に

両国国技館

 日本相撲協会で東京開催場所の責任者を務める尾車事業部長(元大関琴風)は22日、無観客での実施を目指す7月場所(7月19日初日・両国国技館)に向け、新型コロナウイルス対策のガイドラインを作成し、開催可否を含めて理事会に諮ることを明らかにした。

 尾車部長は「無観客での開催は最低でもできるんじゃないかと思っている」と、現状での前向きな認識を示した。専門家から、観客を入れての実施が可能であると提言を受けた場合は協議することも示唆した。

 相撲協会は、7月場所実施の対策として、親方や力士ら協会員を中心に約千人に抗体検査を実施、専門家からの提言を受ける。


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