60試合超えて実施せずとMLB 選手会に通達、対案示さず

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ選手会は19日、今季開催案を協議している大リーグ機構(MLB)から60試合より多くは実施しないと通達されたと発表した。MLBが17日に試合数に比例した年俸での60試合制を提案したのに対し、選手会は翌日に同じ比例年俸で70試合制を提示。即日、拒否され、選手会案への対案を示す意思がないことも伝えられた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて労使は5月12日から協議し、本来の162試合制からの縮小に伴う年俸削減幅で対立している。


  • LINEで送る