10万円、対象の30%に給付 都市部で遅い傾向、初の人数公表

現金10万円

 総務省は9日、国民1人に10万円を配る特別定額給付金について、5日までに対象者の30・2%に当たる約3850万人に給付したと発表した。人数の公表は初めて。人口が多い都市部で給付が遅い傾向にあるという。

 給付金は、市区町村が世帯主の金融機関口座に家族分をまとめて振り込むのが原則。世帯単位では、5日までに全体の28・0%に当たる1636万世帯に配り終えた。3日時点では21・4%だった。

 給付は、全市区町村のうち、北海道猿払村を除く1740市区町村が始めている。


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