柔道五輪代表らのPCR検査計画 強化合宿再開で、抗体検査も

 全日本柔道連盟(全柔連)の中里壮也専務理事は8日、代表強化拠点の味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)での合宿再開に向け、東京五輪代表選手らに対して今週にも新型コロナウイルスのPCR検査と抗体検査を実施する計画を明らかにした。

 対象となるのは、代表チームの指導陣や練習パートナーを含む50人ほど。結果次第では今月中にも強化合宿を行う可能性があり、全国に通知した練習再開のための指針とは別に、強化指定選手向けのガイドライン策定に着手した。

 コロナ禍の影響で、6月1日時点の会員登録者数が約5万5千人と昨年同時期に比べて半減している状況も明らかにした。


  • LINEで送る