「ウイルスまく」書類送検 死亡の男性、業務妨害疑い

 新型コロナウイルス感染が判明した後に家族に「ウイルスをまく」と話して外食した愛知県蒲郡市の男性=当時(57)=について、県警は5日、業務妨害の疑いで容疑者死亡のまま書類送検した。男性は3月18日、新型コロナ感染による肺炎のため、入院先の病院で死亡していた。

 書類送検容疑は3月4日午後6時15分ごろから約35分間、同市内のフィリピンパブで、陽性であることを隠して女性従業員を同席させて飲食するなどして、店内の消毒をさせたり4月3日まで休業させたりした疑い。


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