解除後の県境越えた移動、1割増 北海道と首都圏の5都道県

 KDDI(au)は5日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が全面解除された5月25日から31日までに県境を越えて移動した人の動きに関する調査結果を公表した。25日に解除された北海道と首都圏の5都道県からの移動は、前週(18〜24日)と比べて平均10・5%増加した。

 21日に宣言が解除された京都、大阪、兵庫の3府県は7・4%増え、14日解除の39県は6・7%増加した。政府は外出自粛を段階的に緩和する目安を示し、全国的に県境をまたぐ不要不急の外出を避けるよう呼び掛けていたが、人の移動が徐々に活発化している状況を示した。


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