施設への脅迫はがきにも同一名 元川崎市職員の関連捜査

 女子高に爆破予告の脅迫文を送ったとして、元川崎市職員の荻原誠一容疑者(69)が逮捕された事件で、脅迫文の差出人として書かれた市職員の名前が、日本人と外国人の交流施設「川崎市ふれあい館」や市立小中学校を脅迫するはがきや封書にも書かれていたことが3日、川崎市への取材で分かった。

 市によると、1月に届いたふれあい館を爆破するとのはがきには宛名として、小中学校に2月に送られた封書には差出人として、実在する職員名が書かれていた。施設のある地域に多く住む在日コリアンや、学校の児童生徒に危害を加えるとの記載もあり、県警は関連の有無を調べている。


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