千葉市、感染情報をメールで通知 飲食店などの利用者に

 千葉市は1日、飲食店やイベント会場など不特定多数が訪れる施設で、利用者の中から新型コロナウイルス感染者が出た場合、他の利用者に一斉にメールで知らせる「千葉市コロナ追跡サービス」の運用を開始したと発表した。

 施設がサービスに登録し、発行されたQRコードを入り口や客席などに掲示。利用者が読み取り、メールアドレスを登録する。感染者が確認されれば、同じ日に訪れた利用者にメールが届き、症状がある場合は保健所に相談するよう促す。

 名前や住所の登録は必要なく、データは1カ月で削除される。市の担当者は「注意喚起することで今後の感染拡大防止に備えたい」としている。


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