2020年6月1日 12:07 | 無料公開
飼育員に歯を磨いてもらうハナゴンドウ=1日午前、和歌山県太地町
和歌山県太地町の町立くじらの博物館で1日、飼育するクジラの歯磨きが披露された。「歯と口の健康週間」(4〜10日)にちなんだイベントで、5日まで1日3回公開される。
コビレゴンドウ、オキゴンドウ、ハナゴンドウの3種類のクジラが歯磨き。飼育員がクジラの種類によって違う歯の特徴などを解説しながら、大きなブラシを使って磨き、歯と口の健康をアピール。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、例年より公開期間を短縮。恒例の地元園児の招待も中止した。
稲森大樹副館長(35)は「クジラの歯は餌によって違っていて面白い。ぜひ見てほしい」と話した。