大谷翔平、実戦形式で登板 投球練習から次の段階へ

ブルペンで投球練習するエンゼルス・大谷=3月、テンピ(共同)

 【ロサンゼルス共同】一昨年の右肘手術からの投手復帰を目指す米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平が30日、先週に実戦形式の練習で登板した際の動画を自身のインスタグラムに投稿した。左打者相手に力強く腕を振り、これまでの投球練習から次の段階へ順調に移行したもようだ。

 今季はもともと5月中旬の投手復帰を目指し、キャンプで6度ブルペン入りした。感染拡大で開幕が延期となり、中断した投球練習を4月中旬に再開していた。

 大リーグ機構と選手会は7月上旬の開幕など今季の実施案を協議している。シーズンが開催されれば、大谷は最初から投打の「二刀流」で出場できる可能性が出てきた。


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