居酒屋ワタミ、65店舗を閉店へ コロナ影響、収益改善図る

 居酒屋チェーン大手のワタミは27日、国内で展開する店舗の約1割に当たる不採算の65店を2020年度中に閉店すると発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で苦戦する中、採算が厳しい店舗を整理し収益改善を目指す。

 同日発表した20年3月期連結決算の純損益は、29億円の赤字(前期は13億円の黒字)に転落した。赤字は3年ぶり。コロナの感染拡大に伴い、客足が減少したことのほか不採算店舗の閉店などに伴う減損損失の計上が響いた。


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