新大関朝乃山「焦らずしっかり」 中止の夏場所初日に心境

新大関朝乃山

 大相撲の新大関朝乃山が新型コロナウイルスの感染拡大で中止となった夏場所初日の予定だった24日、書面取材に応じ「早く土俵に立ちたい気持ちはあるが、焦らずにしっかりといい準備をしていきたい」と心境を打ち明けた。右四つが得意な正統派は看板力士として初の晴れ舞台が遠のいたが「寂しい気持ちはあるが、この世の中の状況なので仕方ない」と語った。四股などの基本動作を中心にぶつかり稽古も開始しているという。

 日本相撲協会は7月場所(同19日初日・両国国技館)で無観客の開催を目指す。26歳の大器は「2桁勝利以上を目指して頑張る」とファンらにメッセージを送った。


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