厚労相「医療逼迫は緩和」 緊急事態解除の判断巡り

加藤厚労相

 加藤勝信厚生労働相は24日のNHK番組で、新型コロナウイルス感染を巡り、政府が25日にも判断を示す5都道県の緊急事態宣言解除について「日に日に新規感染者数が減少し、宣言下の地域でも同様の傾向だ。医療状況の逼迫はかなり緩んできている」と述べ、医療体制面では条件が整いつつあるとの認識を明らかにした。

 退院したり、療養を終えたりした人が1万3千人を超え、現時点で入院が必要な状況にある人は2千人強と説明。「確保している病床の使用率は全国平均で15%程度、東京都でも2割となっている」と語った。


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