西武池袋本店が営業再開 生活用品、約1カ月半ぶり

生活必需品を扱う売り場を再開した百貨店、西武池袋本店の入り口で検温を受ける来店客=23日午前、東京都豊島区

 そごう・西武は23日、新型コロナウイルス感染防止で食品売り場を除いて臨時休業していた首都圏の百貨店で、約1カ月半ぶりに衣料品といった生活必需品の売り場を中心に営業を再開した。西武池袋本店(東京)など埼玉、千葉、神奈川を含む4都県の計8店で、政府の緊急事態宣言を受け4月8日から休業していた。

 感染防止対策として店舗の入り口などに消毒液を設置。館内の消毒や換気の徹底に加え、従業員に検温を実施する。宝飾品や美術品の売り場などは当面、休業を続ける。

 池袋本店では午前10時の開店前から50人以上が列を作り、開店すると検温を受け、手を消毒してから買い物を楽しんだ。


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