鹿児島県、国体の1年延期を要望 今秋開催困難で関係機関に

 鹿児島県で10月に開催予定の第75回国民体育大会に関し、県が1年程度の延期案を関係機関に要望していることが22日、関係者への取材で分かった。新型コロナウイルスの影響により、今秋の開催は困難な情勢。今後はこうした県の意向を含め、日本スポーツ協会やスポーツ庁などが代替案の本格検討に入る。

 国体は2021年の三重県、22年の栃木県をはじめ、島根県の29年大会までと鳥取県の33年大会の開催地が既に固まっている。延期の可能性も含めて代替案を模索する中、今秋の大会の1年延期を実現させるには、今後の開催自治体などと多くの調整が必要となる。


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