近畿3府県、休業要請を解除 クラスター発生施設は継続

大阪府の休業要請などを段階的に解除する基準「大阪モデル」の達成状況を表す、緑色にライトアップされた通天閣。大阪・新世界では営業再開した飲食店もあり、人通りが増えてきた=22日夜

 新型コロナ特措法に基づく政府の緊急事態宣言解除を受け、大阪、京都、兵庫3府県は23日午前0時で、ライブハウスやナイトクラブなどクラスター(感染者集団)の発生施設を除き、大部分の業種で特措法に基づく休業要請を解いた。飲食店に対する時短営業の要請も解除した。

 3府県とも大規模なパチンコ店やテーマパークなど不特定多数の人が集まる施設を要請対象から除外。業界団体などが策定したガイドラインを踏まえ、感染拡大防止策を実施するよう求める。

 3府県共通で要請を継続するのはキャバレー、ナイトクラブなどの接待を伴う飲食店のほか、バー、カラオケ店、ライブハウス、スポーツジム。


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