厚労省、都道府県の感染者数訂正 二重計上など、判断に影響なし

 厚生労働省は22日、新型コロナウイルス流行に伴う緊急事態宣言を39県で解除した14日の専門家会議に報告した都道府県別の感染者数などのデータに誤りがあったとして、訂正した。解除の判断には影響しなかったという。

 訂正したのは5月6〜12日の直近1週間の累計感染者数や人口10万人当たりの感染者数など4項目。累計感染者数は神奈川が87人から70人、富山が11人から6人など11県で訂正した。これに伴い10万人当たりの感染者数も訂正したが、解除の目安となる0・5人をまたいだ変更はなかった。


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