風俗店は「休業要請延長」、大阪 解除対象も条件整わず

 大阪府の吉村洋文知事は22日、新型コロナ特措法の休業要請を解除する対象として21日に発表した性風俗店について「解除の条件である感染症対策のガイドラインが整っていないので、要請を延長することになる」と述べた。府庁で記者団の取材に答えた。

 府は21日、政府の緊急事態宣言が解除されたことを受け、大部分の業種について23日に休業要請を終了すると決めた。

 性風俗店も要請対象から外すとしていたが、吉村氏は「業界団体のガイドラインを順守することが条件だ」と強調。性風俗店は業界団体が存在せず、ガイドラインが作成される見込みもないとして、要請を継続する方針を示した。


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