空手、五輪予選期間を延長 組手2階級で選考見直しへ

ウクライナ選手(左)と対戦する染谷真有美=1月、パリ

 【ジュネーブ共同】世界空手連盟(WKF)は20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となった東京五輪の予選方式を修正して発表し、出場枠を争う五輪ランキングの対象期間を来年5月までに延長した。

 全日本空手道連盟関係者によると、佐合尚人と染谷真有美がそれぞれ代表に決まっていた組手の男子67キロ級と女子61キロ級はこの決定を受け、選考を見直す方向だという。

 WKFは3月中旬以降のポイント対象大会を中止にした。その時点でのランキングを基に一部の出場選手を確定させたが、未消化だった大会を原則として来年に実施した上で再度決める方針。


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