柔道13選手の五輪代表権維持へ 全柔連が常務理事会

(上段左から)高藤直寿、大野将平、永瀬貴規、(下段左から)向翔一郎、ウルフ・アロン、原沢久喜

 全日本柔道連盟(全柔連)は15日、オンライン形式での常務理事会と強化委員会を開き、2月までに東京五輪代表に決まっていた男子73キロ級の大野将平(旭化成)、女子52キロ級の阿部詩(日体大)ら男女13選手の代表権を1年延期の五輪まで維持する方針を固めた。

 丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(パーク24)の新旧世界王者が争い、唯一代表が決まっていない男子66キロ級の選考方式も議論。最終選考会を兼ねた4月の全日本選抜体重別選手権が延期となり、新たな日程のめどは立っていない。

 強化委の提案を受けて常務理事会が検討。6月中旬以降の理事会で正式決定される見込み。


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