MLB、関係者を週に複数回検査 今季開催案でコロナ対策

米大リーグ開幕を待つダイヤモンドバックスの本拠地チェース・フィールド=フェニックス(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米大リーグ機構(MLB)が選手会に提示している7月上旬に開幕するなどとした今季の開催案に、関係者全員が新型コロナウイルスの検査を週に複数回受けることが盛り込まれたと14日、ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)が報じた。

 MLBは今週中にも100ページ近い文書を作成し、検査計画などを示す。選手は体温や体調の報告を求められ、感染が確認されても、ただちに接触した選手の隔離や公式戦中断はしない方針。

 MLBは新型コロナ対策として他に、年齢や既往症により感染リスクの高いコーチ、審判員らは今季の参加を見送ることを挙げた。


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