東京五輪、再エネ100%目指す 組織委が大会準備の報告書

東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、持続可能性に配慮した大会準備の取り組みをまとめた報告書を公表した。プラスチック廃材を再利用して表彰台を作る計画や、大会で使う電力は全てを再生可能エネルギーでまかなうことを目指す方針などを盛り込んだ。

 200ページ余りで、主要テーマである「気候変動」や「資源管理」などの項目ごとに取り組みを紹介。再エネについては、一部競技会場に太陽光パネルを設置するなどして100%を目指すとしたほか、東日本大震災からの「復興五輪」の観点から、東北地方で発電される再エネ電力の活用に向け調整していくと明記した。


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