IOC会長の5月来日取りやめ 新型コロナの影響で、バッハ氏

IOCのバッハ会長

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は10日、インターネットを通じて取材に応じ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、5月に予定されていた国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の来日が取りやめになったと明らかにした。聖火リレーに合わせて被爆地の広島県を訪問し、大会の準備状況を確認する会議に出席する計画だった。新たな来日予定は未定。

 今月15〜17日に予定されたIOC調整委員会と組織委などとの合同会議は形式を変え、16日にテレビ会議による事務折衝として実施することも明らかにした。


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