コロナ倒産、中小企業51社に 4月26社、外出自粛で需要急減

 東京商工リサーチは10日、新型コロナウイルスに関連した中小企業の経営破綻が同日正午時点で51社になったと発表した。外出自粛の広がりなどで宿泊業や飲食業の需要が急減し、4月に入って26社が破綻するなど、企業業績が急速に悪化している。

 51社の内訳は倒産が26社、法的手続きの準備中が25社。破綻した企業を都道府県別で見ると、北海道が7社で最も多く、東京都の6社、兵庫県の4社が続いた。大阪府と福岡県がいずれも3社だった。


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