コロナで選手発信、思いさまざま 「ここは我慢」、注意喚起も

柔道男子100キロ級の東京五輪代表に決まり、記者の質問に答えるウルフ・アロン=2月27日、東京都文京区

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府による緊急事態宣言が発令され、スポーツ界の選手たちがメッセージを発信している。練習が制限される中で自身の前向きな気持ちを表したり、一般市民に外出自粛を呼び掛けたり。さまざまな思いが交錯している。

 「世の中のこの流れだから仕方がない。ここは我慢」。東京五輪柔道男子100キロ級代表のウルフ・アロンは自分に言い聞かせるように話した。

 卓球女子の伊藤美誠はインスタグラムで「この状態だからこそしっかり息抜きしてください」とコメント。サッカー男子の南野拓実は動画で「お互いに支え合って乗り越えましょう」と語った。


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