2020年4月7日 20:29 | 無料公開
【パリ共同】日本の緊急事態宣言に関し、厳しい外出制限を適用するフランスの新聞は7日付の紙面で「最小限の『緊急事態』」「軽い外出制限」と報道、経済的理由から日本政府は宣言の適用に抵抗してきたとも伝えた。
フィガロ紙は「本当のところ『緊急事態』という表現は錯覚させる。本質ではなく程度の変化だ」と指摘。「フランスのようなロックダウン(都市封鎖)はできない」と安倍晋三首相が国会で発言したことにも触れた。レゼコー紙は「少なくとも法的には個人の自由を尊重する伝統から外出禁止を強制できない」と伝えた。
リベラシオン紙は「安倍氏はためらい、決めた」との見出しで報道した。