札幌のマラソンコース補修始まる 来夏の東京五輪向け

 札幌市は6日、2021年夏に延期された東京五輪のマラソンと競歩のコースに使用される道路の補修工事を始めた。競技に支障が出ないように道路を舗装してひび割れなどを解消し、6月中旬の完了を目指す。市によると、一度工事すれば数年は効果が持続するため、五輪延期による再工事の必要はないという。

 マラソンと競歩のコースでは、いずれも市が管理する市道と道道の計約12・1キロが使われる。工事は5年以内に補修した一部を除く約9・4キロで行う。この日はマラソンで使用する同市北区の一部市道で、表面を削って舗装する工事を始めた。


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