ボッチャ4代表、内定維持 疾患進行の不安も

広瀬隆喜

 日本ボッチャ協会は3日、1年延期となった東京パラリンピック代表に既に内定している4選手の資格を維持すると発表した。ボッチャでは重度障害がある選手の疾患が進行する不安も指摘されるが、村上光輝強化指導部長は「病気がどれだけ進むかは分からない。次に行われる大会も未定という状況で、これまでに結果を出した選手を優先した」と説明した。

 脳性まひBC2クラスで4大会連続代表となる広瀬隆喜のほか、同BC1クラスの中村拓海、運動機能障害BC3クラスの河本圭亮、同BC4クラスの江崎駿が昨年の日本選手権で優勝し、内定を決めていた。


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