早期の緊急事態宣言を要請 医師出身の議員連盟が決議

 医師免許を持つ衆参両院議員でつくる超党派議員連盟は3日、国会内で会合を開き、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を早期に出すよう政府に求める決議をまとめた。「一部地域で病床が不足しつつあり、感染爆発が起こってからでは遅い」と指摘した。近く政府に提出する。

 決議は日本医師会が1日に「医療危機的状況宣言」を発表したのを踏まえた。会合には議員約20人のほか、日医の横倉義武会長も出席。防護服など医療用品の不足や軽症者の扱いについても意見交換した。


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