福島で聖火の一般公開開始 Jヴィレッジ、30日まで

福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」で一般公開された、東京五輪の聖火がともるランタン=2日午前

 東京五輪の聖火が2日、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)で一般公開された。開催延期に伴う聖火リレー中止を受け、出発地点だったJヴィレッジで30日まで、約1カ月間展示する。毎日午前9時〜午後4時まで。

 聖火はランタンにともった状態で、宿泊施設なども備える建物のホールに展示。新型コロナウイルス感染防止対策で、来場者にはマスク着用と手指の消毒を求める。

 聖火はギリシャでの採火後、3月20日に日本に到着した。新型コロナウイルスの感染拡大で五輪は来年に延期されたが、聖火は日本にとどまることになった。


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