FIFA、救済基金設立検討 コロナ感染拡大受け

スイス・チューリヒのFIFA本部(AP=共同)

 新型コロナウイルスの深刻な感染拡大を受け、国際サッカー連盟(FIFA)が緊急救済基金の設立を検討していると31日付の米ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じた。今後の財政難が懸念される各国クラブや協会のための基金で、FIFAの資金である27億4千万ドル(約2959億円)の一部を充てて数億ドル規模になる見通し。

 サッカー界ではリーグの中断などが相次ぎ、バルセロナ(スペイン)やユベントス(イタリア)などが選手の給与削減といった対応を迫られている。(共同)


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