朝乃山、大関の木札掛けて稽古 故志村さん悼み「まさか」

ぶつかり稽古で胸を出す新大関朝乃山(右)=東京都墨田区の高砂部屋

 大相撲の新大関朝乃山が31日、夏場所(5月10日初日・両国国技館)に向けて東京都墨田区の高砂部屋で、基本運動やぶつかり稽古で胸を出すなどして汗を流した。

 この日から稽古場の壁に掛かる木札が「関脇」から「大関」に新しくなった。「かわりましたね。(本場所に)お客さんが入って歓声を送ってくれるようになれば、大関になったんだと(さらに)実感が湧いてくると思う」と、改めて新型コロナウイルス感染の終息を願った。

 面識のあったタレントの志村けんさんが死去。朝乃山は初優勝した昨年、テレビ局で一緒に写真を撮ってもらったという。「まさかこうなるとは思わなかった」と悼んだ。


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