「準備の加速を確信」 森会長、早期決定に安堵

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は30日、延期後の五輪の新たな日程が来年7月23日開幕に決まったことを受けて都内で記者会見し「開催日程は今後の準備の要だ。早期の決定が準備を加速させると確信している」と期待した。

 開催時期に関しては「選手に余裕を持って準備してほしいと考え、(新型コロナ)ウイルス終息のため少しでも長くみておいた方がいいと判断した。春より夏がメリットが多い」と説明。1年後に感染が終息しているかどうかについては「神頼みの面もあるが、必ず通じていくのではないか。決めた以上、不退転の決意で臨む」と強調した。


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