和歌山県がIR公募手続き開始へ 25年春の開業目指す

 和歌山県は30日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致に向け運営事業者の募集要項を同日正午にホームページ上で公表し、公募手続きを開始すると発表した。今年秋ごろに事業者を決定し、2025年4月の大阪・関西万博開幕前の開業を目指す。

 IRを巡っては、大阪府と大阪市が昨年12月に公募手続きを開始したが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府の吉村洋文知事が27日、手続きを3カ月遅らせ万博開幕前の開業を断念すると表明していた。

 仁坂吉伸知事は、「公募手続きに入らないと間に合わないので淡々とやっていく」と話した。


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