五輪延期、ベテラン選手らが決意 気持ち切り替え、年齢との戦いも

2019年9月、ドーハで行われた世界選手権で、笑顔を見せる米国のジャスティン・ガトリン(共同)

 新型コロナウイルス感染拡大によって東京五輪が延期となったことで、大きな影響を受けそうな各国のベテラン選手たちが気持ちを切り替え2021年の大会を迎える決意を語っている。

 04年アテネ五輪の陸上男子100メートル覇者ジャスティン・ガトリン(米国)は来年2月に39歳となる。年齢との戦いも厳しいものになるとみられるが、AP通信に「1年で何かが変わるとは思わない」と語り、再び大舞台を狙う。ライバルで今年11月に38歳となる元世界記録保持者アサファ・パウエル(ジャマイカ)も「来年に向けて準備しないと」と宣言した。


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