「虚偽の主張」とテレビ局に警告 コロナの民主広告でトランプ選対

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領の選対は29日までに、複数の接戦州で、民主党系団体がつくったトランプ氏の新型コロナ対応を批判する広告を流すテレビ局に「虚偽の主張だ」として放送をやめるよう求めた。停止しなければ法廷闘争も辞さないと警告した。

 トランプ氏は当初、経済への悪影響を懸念し矮小化を図った。だがその後、感染者が爆発的に増え、批判が強まっている。

 広告は30秒で「新たなでっち上げ」「完全に制御下に置いている」「ある日、奇跡のように消える」「私に全く責任はない」など、トランプ氏の実際の発言を音声とともにまとめた。


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