侍ジャパン稲葉監督の契約延長へ 五輪延期で、手腕を評価

野球日本代表の稲葉篤紀監督

 侍ジャパン強化本部の山中正竹本部長は24日、東京五輪の1年程度の延期が確実となったことを受け、野球日本代表の稲葉篤紀監督との契約を延長する意向を示した。「引き続き稲葉にお願いしようと思っている。五輪までやっていただきたい」と語った。

 契約期間は当初の五輪日程の後までとなっており、延期後に指揮を執るには見直しが必要となる。山中本部長は昨秋の国際大会「第2回プレミア12」の優勝などを踏まえ「ステップ・バイ・ステップで順調に来ていた」と手腕を評価した。

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は稲葉監督の意向について「想像するに前向きだろうと思う」と述べた。


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