国際パラ委、IOC新方針を支持 五輪延期検討で会長声明

 【ジュネーブ共同】国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長は22日、国際オリンピック委員会(IOC)が東京五輪の延期を選択肢として検討する新方針を「全面的に支持する」との声明を発表した。IPCは8月25日開幕予定の東京パラリンピックについて決定権はIOCにあるとの見解を示している。

 パーソンズ会長は「五輪とパラリンピックの日程変更は事業計画において大きな難題だ」と指摘しつつ、IOCが結論の期限に定めた4週間は「世界的に状況が改善したかを判断する猶予と、日程変更という異なるシナリオを検討する機会を与える」と理解を示した。


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