東京パラ「予定通り開催」に全力 IPC会長が声明

 国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長は19日、新型コロナ感染拡大を受け、東京パラリンピックについて「予定通り8月25日に開幕できるように全力を尽くしている。現在の状況と世界に与えている打撃は十分に把握しているが、もっと思い切った対策が必要かどうかを判断する時間はまだある」との声明を出した。

 国際大会の中止や延期が相次ぎ、既に予選や選手のクラス分け審査に影響が出ている。同会長は「選手の健康と幸福が最優先事項で、ウイルスの封じ込め戦略の一環として正しいこと」と理解を求め、「見通しが明らかになり次第、公平な解決策を示す」と約束した。


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