コロナ陰性の千代丸は再出場へ 大相撲春場所は継続

 発熱により大相撲春場所を休場し、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査で陰性だった西前頭15枚目の千代丸(28)=本名木下一樹、鹿児島県出身、九重部屋=が17日、春場所11日目の18日から再出場することを決めた。日本相撲協会は力士ら協会員に感染者が一人でも出た場合、無観客開催の場所を中止するが、このまま継続される。

 千代丸は5勝3敗2休で11日目は琴奨菊と対戦する。15日(8日目)に39・7度の高熱で休場。相撲協会によると、16日朝に40度に上がったが、大阪市内の病院で足などから細菌が入る蜂窩織炎の疑いが強いと診断されたという。


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