新型コロナ感染でデマが拡散 静岡市の会社社長を名指し

 新型コロナウイルスの陽性が確認された静岡市の60代男性を巡り、同市清水区のねじ部品製造会社「興津螺旋」の社長が当事者だとツイッターで投稿され、拡散される事態があり、同社は5日までに、ホームページで「うわさは事実無根で、当該男性は弊社とは無関係」と公表した。

 同社によると、男性の陽性を市が公表した2月28日以降、ツイッター上に「60代男性は興津螺旋の社長らしい」といった内容の投稿がなされ、誤った情報が拡散されていった。

 今月に入り、会社に「おたくの社長がコロナをばらまいている」といった電話が寄せられ、対応に追われたとしている。


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