高島屋が営業時間短縮 新型肺炎、国内9店舗で

 高島屋は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国内9店舗の営業時間を28日から3月17日まで短縮すると発表した。販売員が通勤ラッシュを避けて出勤できるようにする。大手百貨店が感染拡大防止のために営業時間を変更するのは初めてとみられる。

 営業時間短縮は、タカシマヤタイムズスクエア(東京)や横浜店、大阪店、京都店など。開店を最大1時間遅らせたり、閉店を2時間早めたりする。高島屋グループ本社ビル(東京)などで勤務する約千人も同期間は原則在宅勤務とする。

 高島屋は「お客さまと従業員の健康と安全確保の観点から実施する」としている。


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