NZ地震、市長が公式謝罪動画 クライストチャーチのビル倒壊

ニュージーランド・クライストチャーチ市のダルジール市長

 【キャンベラ共同】2011年のニュージーランド地震の被災地クライストチャーチ市のダルジール市長は27日、ビル倒壊で死亡した日本人28人を含む115人の遺族らに公式に謝罪する動画や文書を発表した。ダルジール氏は公式謝罪は「市長として果たすべき義務」と感じたとしている。

 ダルジール氏は23日に地元、25日に東京、26日に富山で遺族とそれぞれ面会し、非公開で謝罪した。27日に公開した動画などでは、富山外国語専門学校の生徒12人ら日本人28人が死亡したカンタベリーテレビビル倒壊を「悲劇中の悲劇」とした上で、遺族に「最大の敬意と心を込めて謝罪する」と述べた。


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