シャラポワ引退、米も大きく報道 1月の全豪オープン後に「決断」

2006年の全米オープンで優勝し、トロフィーを手にカメラマンに囲まれるマリア・シャラポワ=ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】女子テニスで元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(32)=ロシア=が現役引退を表明したことを受け、幼少期から活動拠点としていた米国のメディアも大きく報じた。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、10年以上も肩の故障に苦しんでいたと紹介。「(1月の)全豪オープンから自宅のあるロサンゼルスに戻る機内で引退を決断した」とし、友人のコービー・ブライアントさんの事故死が「人生で大事なものを気付かせてくれた」との談話を掲載した。

 AP通信は「コートの内外で多くの注目を集めたが、スポットライトに当たらず最後を迎えた」と突然の引退表明を報じた。


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