一度退院の女性、再度陽性 大阪在住のガイド

新型コロナウイルスに感染の女性ガイドについて記者会見する大阪府の担当者=26日夜、大阪府庁

 大阪府は26日、1月に新型コロナウイルスの感染が確認され、検査で陰性となった上で今月1日に退院した大阪市在住の40代女性ガイドが、喉の痛みなどを訴え、26日の検査で再び陽性となったと発表した。

 府は、いったん体からウイルスが消えたが再び感染した可能性と、体に残っていたウイルスが再び増えた可能性があるが、どちらかはっきりしないとした。現在の国の基準では、検査で2回続けて陰性なら退院となるが、女性が入院していた当時は1回で退院できた。その後は自宅で静養していた。

 府によると、女性は退院後、6日にせきの症状が出て検査をしたが、陰性で、13日には症状が消えた。


  • LINEで送る