千葉・市川市立の全小中学校休校 感染者の施設利用判明で

 千葉県市川市は26日、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策で、市立の全小中学校や幼稚園を28日から3月12日までの2週間、休校や休園にすると発表した。市教育委員会によると、県内で確認された感染者のうち3人が発症後、市内の同じフィットネスクラブを利用していたことが判明したため。

 千葉県は感染者と同じ時間帯に約600人がクラブを利用していたとしており、市は保護者らが濃厚接触者となった可能性を視野に入れ、早急な対応が必要と判断した。

 3月12日に予定されていた市立中学校の卒業式は延期し、規模を縮小する方針。


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